15 Mar 2016
RBA議事録のプレビュー - 豪ドル / 米ドルの値動きは?
現在、コモディティー価格の最近の回復による、数週間にわたった豪ドル / 米ドルの上昇の勢いが薄れてきている。
豪ドル / 米ドル、コモディティーと共に回復を持続できるか?
世界経済の成長を見る限り、このまま続伸していくことができるのか、疑問である。しかし、RBAは、強気な見解を維持していいるが、本日のRBA議事録で、内容を見極めようと、市場は、やや警戒気味である。
昨年のブラック・マンデーの後、豪ドル / 米ドルは、2016年始めの中国発の波乱により、豪ドルが0.6827 まで下落し、下降チャネルの下限(lower low)を付け、2009年の金融危機以来の低水準となった。この下落以来、中国に対する懸念が調整され、コモディティー価格が回復に向かい、まだ反発の兆しはない。
RBA議事録への見解 - ウエストパック銀行
RBAは、豪ドルの水準が下がることを望んでいる。RBA3月会合議事録が、日本時間午前9時半に発表される。
2.0%で金利は安定しており、2月は「豪経済が今後も向上していくという底堅い要因もある」と楽観的なコメントも繰り返された。豪ドルに対するコメントで少し変化したのは:「為替レートは、経済見通しを反映し、調整され続けている。」「低インフレが持続すれば、緩和政策が提供されるかもしれない」から、「低インフレが持続すれば、緩和政策となるであろう」と、コメントの最後の部分でのわずかな変化に市場が注目した。弊社のエコノミクス・チームは、第4四半期GDPが低迷した時のために、緩和への兆しがやや高まったという見方をしている。とはいえ、翌日に発表されたGDPデータは、予想を上回っていた。」
豪ドル / 米ドルの注目水準
0.760台は、強いレジスタンス水準であり、1年前の2015年2月のサポート水準でもあった。ピボットは0.7531 で、ペアが弱気地合へと向かう可能性が高まっている。2時間足の20SMAの0.7509付近で取引されているが、下落する場合、サポート水準は、S3の0.7339、さらに、200DMAの0.7248 にある。
FXStreet主任アナリストのValeria Bednarikは、テクニカル的に、1時間足チャートでは、弱気地合の20SAMを下抜けした後、レートが下落の勢いを増してきており、テクニカル指標は、売られ過ぎ水準近くであるにもかかわらず、下向きである、と解説した。「4時間足チャートでは、レートは、20SMAの下方で、RSIは、50付近で下向き、モメンタム指標は、100の上で上向き、下落が限定的であることを提示している。